■ 今週の月曜日はサークルのこじんまりとしたパーティをホテルで開催しました。集まったのは男女4人づつ計8人と管理者である僕の合わせて9人。サークルのパーティーでは、毎回、ある種のテーマを掲げて開催するようにしています。今回は、カップル喫茶やパーティーといったＧＳの遊び場に、普段はカップルとして参加している男女だけを、敢えて単独男女として参加していただくという企画でした。題して「今日はドキドキ単独体験パーティー」。これまでＧＳでの遊びといえば、夫婦であったり彼氏彼女や決まったパートナーと出かけてばかりいた男女が、今日だけはバラバラに解体され、今、一人の男性・女性としてＧＳに向き合うことになる、というものでした。といっても、僕はその結末を知りませんでした。途中でそっと抜け出したからです。でも翌日になって参加した皆さんから感謝と感想を記したメールをいただき、この企画が、性的な意味での新しい自分発見にとても役立ったと聞き、ある意味、ほっとしました。いつのまにか奔放であったはずの自らの性のスタイルやジャンルが、知らず知らず、陳腐化しマンネリ化してしまっていたことを「他流試合」をすることで気がついた、といったところでしょうか。
■ 昨日、火曜日はまずマイ○○の人妻さんと正午に待ち合わせし、近くのレストランでランチデートでした。それこそ家庭のことから仕事のことまで、何でも洗いざらい話せる、とてもオープンでおおらかな女性です。時間ギリギリまであっという間のデートでした。
ランチデートの後、急いで待ち合わせ場所に向かい、これも人妻である女性とカップル喫茶デートを楽しみました。が、店に入った時点で、残された時間は3時間ちょっとしかありませんでした。既婚女性とのこうしたお付き合いは、いつも時間との追っかけっこです。そしてそれを厳守しなければなりません。というわけで、これまた時間ギリギリまでほぼノンストップでいたしました。途中、他のカップルさんが僕らのそばに来てはいましたが、迫力に圧倒されたのか、皆さんすぐに遠くに離散してしまうのが面白かったです。
この人妻さんと別れ、場所を移動して次の待ち合わせに急ぎました。今度は独身ＯＬさんとのカップル喫茶デートです。食事をしてから店に入るとかなり混雑していて、あちこちから熱戦中の喘ぎが聞こえてきます。僕はこの最初に店に入った瞬間の雰囲気が好きでして、姿は見えませんが店の奥から聞こえてくる男女の嬌声や喘ぎ声から、今日は一体どんな人たちがいるんだろうって想像するのが楽しくてしかたありません。
■ 一言でＧＳ（グループセックス）と言っても、実はいろんな性癖があります。いわば種々の性癖の集合体と言っても過言ではないくらい、様々な楽しみ方があると思います。そんな中、月曜日のパーティーはまたしても実験的というか挑戦的であったと思います。普段、ＧＳは楽しんでいるけれど、いつも決まったパートナーとしか遊びに行かないという男女を、敢えて単独参加者として仕立てたわけですから。。。当初、そこにあると思われたのは、嫉妬であり背徳感であり、あるいはもしかしたら自己嫌悪に近い感覚だったはずなんです。ところが皆さんすんなりと受け入れたというか、楽しめてしまったわけです。たまたま相性のいい8人だったとは思えません。
「瞬間恋愛」という言葉が頭を過ぎりました。親しいパートナーでなければできないことがある一方で、親しいからこそできないことがあったりします。「大人」ですから、普段のパートナーとの幸福な性愛も知っています。ところが何の関係性も持たないはずのこの「瞬間恋愛」が、自分自身、思いもよらないほどの解放感をもたらしてくれることもあるんだ、ということを証明した気がします。そんなことを考えつつ、次はどんな「遊び」をしようかと思いを巡らせています。
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