同じタイトルで以前書いたときは、単に乱交パーティーの場所の確保に頭を悩ませている、といった内容でした。今回はちょっと違う悩みの話です。
mixiに代表されるSNSは今や手軽なコミュニケーションツールとしてすっかり定着した感があります。アングラの世界においてもSNSを活動の場としている方々は多く、いわゆるグループセックスサークル、乱交やスワップ、3Pや輪姦を活動の中心とするサークルもSNS上に数多く存在しています。さすがに今はmixiでは活動を控えているサークルがほとんどですが、sexiやPPといったアダルト系のSNSでは盛んに活動しています。まあ、ボクもその一人なのですが。
確かにSNSは便利なツールです。サークルメンバーへの告知や連絡、あるいは新規の参加希望者がこちらの世界を垣間見るのに適しているからです。特に未経験の女性が、恐る恐る、不安に駆られながらも好奇心から覗き見るには、SNSはとても便利だと言っていいと思います。少なくとも匿名性が保たれている以上は、サークルやイベントの主催者に問い合わせたり、マイ●●のマイ●●といった「繋がり」を辿ることで評判を聞いてみたりしながら、自身で本当に参加しても大丈夫なのかを判断できるからです。
こういう場合、何度かメッセージのやり取りをした後、まずは主催者と直接会って、説明を聞くことがとても大切になります。ちょっとした疑問や不明なことに淀みなく答えてくれる主催者であれば、不安も徐々に払拭されると思います。逆に説明がいい加減であったり、場当たり的であれば、そのサークルはいいかげんなところか、若しくは「業者」であることを疑うべきでしょう。
話が脱線しました。
さて、一期一会の刹那を男女の性愛を通して楽しんでみたい、と考える女性は意外と多く、そうした女性から頻繁に問い合わせが来ます。彼女たちに共通している不安の一つは、「参加後、そこに居合わせた男性からメッセージが来たりして、しつこくされるのが怖い、嫌だ」という悩みです。ところが実際に、携帯番号やアドレスを交換するまでもなく、SNS上ではいとも簡単にパーティーなどで同席した男性から直接メッセージが来てしまうことも否めないのです。これこそが、参加した彼女たちが最も忌み嫌う行為であり、我々主催側もこうした行為については厳に慎むよう徹底して告知してはいるのですが、残念ながらその基本的なルールを守らない男性が後を絶ちません。
気になった参加者、女性を、探そうと思えば探せてしまい、またメッセージという通信手段で連絡を取れてしまうSNS。確かに、前述したようにSNSはとても便利で楽しいものですし、決して否定するものではありませんが、一方で「決して嫌な思いやしつこい男性からの付きまといなんてありません!」という主催側の主張は意味を成さなくなります。
彼女たちは、その場にたまたま居合わせたことの偶然を楽しんだり、刹那的な情緒を楽しんだりしたいだけであって、特定の「セフレ」を探しに来ているわけではありません。話のきっかけはさまざまかもしれませんが、さも必然であるかのごとく後日メッセージを送ったり、個人情報を教えたりする男性の下心なんて、見え見えなわけです。もちろんごく稀に、そうした特定のパートナーになれそうな男性を探している女性もいるかもしれません。あるいは個人情報を、たとえ一方的であれ教えるのを否定しないサークルだってあるかもしれません。要はそのサークルやイベントに特有のルールを尊重し遵守できないのであれば、それは参加する資格がないのと同じことだということです。
かつては参加者同士が連絡を取り合うことなど出来ず、全て主催者を経由してのみ連絡が可能でした。この方法はプライバシー侵害や、つきまといを予防する手立てとして有効に機能していたと思います。参加者同士が比較的簡単に連絡を取れてしまう今、新たなルールと、今までより一層高度な「抑制」が求められていると思います。
楽園族 | trackback(0) | comment(0) |
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