世界あちこちを旅してますが、そんな僕のひそかな趣味というのが、訪れた街でできるだけタイ料理を試す、というものです。北米、南米、豪州、欧州、それぞれユニークというより奇妙(?)なタイ料理に出会えることが出来ます。そんな折、先日、ドイツでとても美味しいタイ料理の店を発見することが出来たのですが、タイに惚れ込んだというドイツ人オーナー(男性)は、料理人からボーイさんまで、全員がイケメンのタイ人を使っているという徹底ぶりです。地元のドイツ人だけでなく、アジアからの観光客にまで人気の有名店らしいのですが、タイ通にはすぐにピンとくるものがありまして・・・ 彼らの妙になよっとした身のこなし方、発声、目線・・・
そう、彼らは全員、ゲイなわけです。
以前、ニューヨークの秘密クラブというか、まあ日本で言えばハプバーとカップル喫茶を混ぜたような店舗に視察に行ったときに、なるほど日本とは違うなと思ったことの一つが、この同性愛者の皆さんのことでした。ゲイもレズも普通に堂々と遊んでいて、普通の男女カップルがセックスしているすぐ横で、男同士が69してたり、そのまたすぐ横で女性同士がディルドー(つまりバイブですね)で遊んでたりする空間でした。
もちろん全てのGSの遊び場がこういう状態ではなく、例えば数あるSwingers Club(つまりカップル喫茶ですね)では同性愛者は入場できないようです。こうした伝統的(?)なClubの場合、店舗が保守的な地域にあると同性愛者だけでなく、肌の色が違う、つまり有色人種でも入場できない、というようなルールまであるそうです。差別的という批判も一部にはあるのかもしれませんが、プライベートクラブであることと、性癖・人種ごとに遊び場の住み分けができているということから、これまで目立った争いもないそうです。
まあ東京にだってハッテン場と呼ばれるホモの集う場所がありますし、以前はそうした男同士のGS場として店舗がありましたから、国は違っても状況はそう違わないのかもしれませんね。ただし、レズの方々の状況は相当違うような気がしますが・・・。そもそも真性レズの方々にとって、果たしてGSは楽しいものなのかどうかが疑問です。少ない経験ですが、真性レズカップル方々の「現場」を見た経験だと、かなり嫉妬が激しい方が多いように思いましたので。
アメリカも中西部や南部の田舎に行くと、GSもかなり牧歌的で、近所のおじちゃん・おばちゃんが夜毎お店に集まって、手に手をとってダンスしながら、やがて別室でチョイといたす、という趣味の集まりもいまだに多く残っているそうです。複数プレイ、交換プレイなんて、そんな大げさなことではなく、気軽に楽しめるレジャーの一つ、ということなんでしょうかね?
ボク自身は、やはり日本人だからか、密かにこそこそ隠れながら、多少の恥じらいもあるような淫靡な雰囲気のほうがエロいんじゃないかと思うんですが・・・。あまりにオープンな環境だとエロいものもエロくなくなるんじゃないかと危惧していますが、彼らにとっては余計な心配なんでしょうね。
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